トレッキングコース時間
トレッキングコースタイトル

Aコース「トレッキングコース」は昇仙峡の玄関である「長潭橋(ながとろばし)」からスタート。
昇仙峡の遊歩道のゆるやかな登り道を奇岩・奇石を眺めながら歩きましょう。春・夏は緑いっぱい・秋なら紅葉の彩る渓流沿いの遊歩道を歩いていくと「天鼓林」にたどり着きます。ここには公衆トイレもございますので、一休みしましょう。

一息ついたら中間地点である「グリーンライン 県営無料駐車場」まで歩き、さらに上へ。「夢の松島」と呼ばれる場所へたどり着きます。ここから見る「覚円峰(かくえんぽう)」は絶景で、多くの来訪者がここで記念撮影をしていきます。さらに上へ登ると「石門(いしもん)」が見えてきます。この巨大な花崗岩でできた自然の門をくぐり、500メートルほど歩くと日本の滝百選にも名を連ねる「仙娥滝(せんがたき)」に到着。高さ約30メートルのダイナミックな滝を眺め、滝の脇にある階段を登ると「滝上エリア」へ。さらに「水晶街道」を上り、新名所である「クリスタルファウンテン」を目指しましょう。
癒しの秘境「昇仙峡」を最大限に満喫できるトレッキングコースを是非歩いてみてください。ただいま下記「⑨天空乃杜 庭園」から「⑪長田円右衛門の碑」のエリアで通行止めが行われています。詳細はこちらのページにてご確認をお願いします。2022年9月28日10時より一時解除予定となっています。解除の詳細はこちらのページでご覧ください。

スタート地点の無料駐車場・カーナビ入力住所:山梨県甲府市平瀬町3207
(こちらは駐車場の隣にある、お店の住所です。)

駐車場の詳細はこちら
トレッキングコース距離時間目安
トレッキングコースイメージ
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時間は「目安」であり「移動時間」です。それぞれの観光スポットで見物していくと、さらに時間がかかります。

1昇仙峡口 or 天神森

バスをご利用の方はバス停の「昇仙峡口」もしくは「天神森」で降車します。

マイカーでお越しの方は「昇仙峡 天神森 市営無料駐車場」に駐車してください。

カーナビ住所:山梨県甲府市平瀬町3207

※ カーナビ住所は駐車場の隣にある、お店の住所です。

降車したら、それぞれの写真の方向に向かうと②「長潭橋(ながとろばし)」に着きます。

付近にはお食事ができるお店もございますので、休憩することもできます。

滝上エリアの公衆トイレは、願掛けスポットを抜け、アーケードを抜け、道路に出たら左に進むと左手に見えます。

2長潭橋(ながとろばし)

昇仙峡の玄関口として親しまれている歴史的に有名な橋です。大正14年(1925年)に竣工した県内最古のコンクリートアーチ道路橋で、建築雑誌にも取り上げられました。2012年には土木学会により「土木遺産」に認定されました。

橋の上からの眺めは非常に良く、写真を撮るのに最適です。特に紅葉のシーズンは多彩な紅葉が映え、撮影にオススメのスポットです。

長潭橋(ながとろばし)写真1
長潭橋(ながとろばし)写真2
長潭橋(ながとろばし)写真3

3昇仙峡 遊歩道

昇仙峡 遊歩道の渓谷美は「全国観光地百選 渓谷の部 第1位」に選ばれました。この素晴らしい渓谷美が甲府駅から車で30分足らずの場所に存在することも驚異です。多くの観光客が紅葉を楽しみに川沿いの遊歩道を歩きます。

秋の紅葉シーズンのみならず、春(3月下旬〜4月中旬)はミツバツツジ、初夏からは新緑がキレイに色付きます。ぜひ昇仙峡遊歩道の入口より大自然の散策をお楽しみください。

昇仙峡遊歩道 写真1
昇仙峡遊歩道 写真2
昇仙峡遊歩道 写真3
昇仙峡遊歩道 写真4
昇仙峡遊歩道 写真5
昇仙峡遊歩道 写真6

4奇岩・奇石

奇岩・奇石

渓谷沿いの遊歩道には、ユニークな名前がついた奇岩・奇石が多く見られます。想像を膨らませながら、日本一の渓谷を歩いて探してみましょう!あなただけの石に出会えるかもしえません。こちらの地図からも奇岩の位置をご確認いただけます。

松茸石
大佛岩
ふぐ石

5愛のかけ橋

別名「天鼓林橋」。カップルで渡ると愛が実るとされている昇仙峡の隠れ観光スポットです。

愛のかけ橋 写真1
愛のかけ橋 写真2
愛のかけ橋 写真3

6天鼓林

山梨県の天然記念物にも指定されている景勝地です。林の中に立って足を強く踏み鳴らすと地中からポンポンと鼓の音に似た共鳴音が返ってきます。地盤が固い奥秩父の山中特有の現象で、特に昇仙峡の天鼓林は澄んだ良い音が響くことで有名です。

秋は美しい紅葉で真っ赤に染まり、春(3月下旬から4月中旬)はミツバツツジが美しく咲き、夏は気持ちいい新緑でいっぱいになります。

天鼓林 写真1
天鼓林 写真2
天鼓林 写真3

天鼓林には公衆トイレがございますので、ご利用ください。

7羅漢寺

羅漢寺橋を渡り、石段を登るとお寺と保存庫があります。そこには応永30(1423)年に造られた阿弥陀如来坐像とともに五百羅漢像も安置されています。

五百羅漢像

羅漢寺の木造阿弥陀如来坐像(中央)と周囲に並ぶ五百羅漢像です。阿弥陀如来像の底部には「甲州御牧庄天台山羅漢寺 応永三十年」(1423年)と書かれており、山梨県の有形文化財に指定されています。

羅漢寺の御朱印は、次の場所の「グリーンライン県営無料駐車場」の隣にあるお店「一休」でいただくことができます。

羅漢寺御朱印 写真
一休 写真

次のグリーンライン県営無料駐車場に行くためには、こちらの場所を右に曲がります。仙勝家が目印です。

8グリーンライン 県営無料駐車場

こちらには乗用車とバス用の駐車場、バス停「グリーンライン昇仙峡」がございます。遊歩道の中間地点で、お食事ができるお店もございます。こちらで休憩されてはいかがでしょう。

グリーンライン 県営無料駐車場

県営駐車場には公衆トイレが併設されています。どうぞご利用ください。

遊歩道に戻る際には写真の道を矢印方向に歩きます。目印として「昇仙峡入口渓谷中心点」という看板がございます。

9天空乃杜 庭園

天空乃杜 庭園は遊歩道沿いの赤い溶岩の砂利の広場が目印。ここから昇仙峡の主峰、覚円峰と渓谷の水流を見ることができます。新緑や紅葉のシーズンには大変キレイになり、写真撮影スポットとしても人気です。ベンチや机もありますので、ここでお弁当を食べるのも良いです。

天空乃杜 庭園 写真1
天空乃杜 庭園 写真2
天空乃杜 庭園 写真3

赤い溶岩の砂利を抜けて川沿いへ降りると、写真映えするスポット「万力岩」がございます。この写真は「昇仙峡 秋のフォトコンテスト2019」で昇仙峡協会長賞を受賞した写真で、このように誰でも力持ちになれる大岩です。

10覚円峰(かくえんぽう)夢の松島

日本一の渓谷美、昇仙峡の主峰『覚円峰』です。その昔、澤庵禅師の弟子僧侶覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことが、その名に由来します。
花崗岩が風化水食をうけてできたもので、急峻で直立約180メートルあります。遊歩道の途中にある「夢の松島」にて、大迫力の覚円峰をご覧いただくことができます。

写真は「秋の昇仙峡フォトコンテスト2019」で最優秀賞を受賞されました鈴木様のお写真です。

覚円峰(夢の松島) 写真1
覚円峰(夢の松島) 写真2
覚円峰(夢の松島) 写真3
覚円峰(夢の松島) 写真4

夢の松島の階段を降りて左側に進んでいくと、巨石の下にもぐれる記念撮影スポットもあります。夢の松島の隠れた名所です。

夢の松島には公衆トイレが併設されています。どうぞご利用ください。

※現在、落石による損壊のためトイレを使用することができません。
県営の駐車場か滝上エリアのトイレをご使用ください。

11長田円右衛門の碑

昇仙峡の偉人「長田円右衛門」の石碑です。昇仙峡の人々の生活を向上させるため、長田円右衛門が1843年に道を切り開きました。これが「昇仙峡の文明開化」になりました。

長田円右衛門の碑 写真1
長田円右衛門の碑 写真2
長田円右衛門の碑 写真3
長田円右衛門の碑 写真4

周辺には紅葉する樹木がたくさんあり、秋には写真のようにキレイに染まる名スポットになります。「夢の松島」の紅葉と合わせてお楽しみいただくのがオススメです。

12石門(いしもん)

巨大な花崗岩で自然に形成された天然アーチの「石門(いしもん)」です。1つの巨大な岩で門が形成されているのではなく複数の岩で構成されており、上の巨大な岩はぶらさがるような不安定な格好で動かず、しかもその先端はわずかにもう1つの岩とは離れています。きっとスリリングな不安定さを満喫することでしょう。この様子はストリートビューでもご覧いただけます。

石門をくぐり、さらに上ると仙娥滝まで後少しです。

石門 写真1
石門 写真2

石門の上部の岩と下の岩の離れた部分、ぜひ現地でご覧ください。

13昇仙橋

昇仙橋は仙娥滝の付近にある橋で、ここからの眺めも大変良く、たくさんの方が橋の上から下流を向いて渓谷の写真を撮影していきます。

昇仙橋 写真1
昇仙橋 写真2

こちらの写真は昇仙橋を渡った直後にある石のトンネルです。身長の高い方は頭をぶつけてしまうかもしれません。トンネルをくぐると仙娥滝は目の前です。

14仙娥滝(せんがたき)

落差は約30m、日本の滝百選に選定される名瀑です。昇仙峡のシンボルである覚円峰の麓にあり、地殻変動による断層によって生じました。滝の名である「仙娥」とは、中国神話に登場する仙人で、月に行った女性「嫦娥」に由来します。

秋の紅葉シーズンのみならず、四季を通じて数多くの観光客が訪れています。

写真は「秋の昇仙峡フォトコンテスト2019」で最優秀賞を受賞されました鈴木様のお写真です。

仙娥滝 写真1
仙娥滝 写真2
仙娥滝 写真3

滝の後ろにも注目してみましょう。滝の後ろには写真のような岩の断層を見ることができます。(ストリートビューで見る)滝に見とれていると気づかない名所の1つです。

仙娥滝 写真4

こちらの滝とワインの写真は「昇仙峡 秋のフォトコンテスト2019」で甲府市長賞を受賞したHikari様のお写真です。このようにワイングラスを重ねることでオシャレな「ワイン県やまなし」を象徴するお写真を撮影することができます。

15滝上エリア

仙娥滝の階段を180段登り、鳥居をくぐるとお茶屋さんなどもある開けた場所にたどり着きます。ベンチもありますので、ここで一休みするのも良いでしょう。さらに、このエリアには「願掛けスポット」がたくさんあるので、旅の記念に楽しまれてはいかがでしょうか。

滝上エリア 写真1
滝上エリア 写真2
滝上エリア 写真3
滝上エリア 写真4
滝上エリア 写真5
滝上エリア 写真6

滝上エリアの公衆トイレは、願掛けスポットを抜け、アーケードを抜け、道路に出たら左に進むと左手に見えます。

16水晶街道

滝上エリアを抜けると様々なお店が立ち並ぶ「水晶街道」へ出ます。ここには昇仙峡ロープウェイ影絵の森美術館、さまざまな飲食店に、天然石のお店が並んでいます。昇仙峡はその昔、水晶が発掘されたことから宝石研磨の技術と文化が育ち、石の聖地となりました。そのため天然石のお店が多く「水晶街道」と名付けられました。

17クリスタルファウンテン

こちらの噴水は、かつて水晶と宝石の街・甲府のシンボルとして甲府駅前にあった噴水をモデルにして、地元の企業がよみがえらせたものです。昇仙峡に来た観光客の憩いの場になるように建設されました。噴水の頂を飾る水晶は、水晶発祥の地・昇仙峡にふさわしい噴水にするべく全て天然のものを使用しています。

クリスタルファウンテン

見る角度によって良質な水晶の特徴でもある虹の輝きが見え、その輝きを見たものは幸せになると言われています。

もし来た道を戻らずバスをご利用いただく場合は、クリスタルファウンテンから歩いて6分の影絵の森美術館の敷地内にあります「昇仙峡滝上」バス停をご利用ください。

または昇仙峡渓谷オムニバスなどご利用いただくと便利です。(2022年10月1日より再開)