マイカーでお越しのお客様は昇仙峡の奥も目指してみましょう。昇仙峡の水晶が祀られ、金の成る木と称される「鬱金桜(うこんざくら)」で有名な「金櫻神社」、絶景の「荒川ダム」、さらに奥に行くと秘境「板敷渓谷」に入り、仙娥滝と並ぶほどの高さを持つ「大滝」を見ることができます。こちらは軽装で行くことができないのでご注意を。金櫻神社・荒川ダム・板敷渓谷には公共の交通機関で来た方でも「昇仙峡オムニバス」をご利用すると徒歩よりも大変楽に行くことができます。
さらに北に登ると金峰山の麓「黒平地区」があり、キャンプができる施設の「マウントピア黒平」がございます。他にも昇仙峡グリーンラインをさらに登ったところには「サクラリゾート」というアウトドア施設もございます。
1金櫻神社
甲府の名勝昇仙峡を登りつめた地に鎮座する金峰山を御神体とした神社です。御神宝はこの地で発掘され磨き出された水晶「火の玉・水の玉」で、本殿には「昇・降龍」が奉納されており神社に縁の深い水晶を尾に絡ませています。
御神木の「鬱金の櫻」は古くから民謡に唄われている「金の成る木の金櫻」として崇められています。
4月下旬から5月上旬にかけて淡い黄金味を帯びた花が満開となり、この季節にこの櫻を拝み水晶のお守りをうけると一生涯金運に恵まれ、厄難解除のご神徳をうけられるものと全国各地からの参拝者で賑わっています。
御朱印は大きな水晶で作られていて、全国から御朱印をいただきに金櫻神社へ訪れます。
2荒川ダム
奥昇仙峡の谷間に広がる雄大な荒川ダムは、甲府市の上水道の供給と洪水調整の多目的ダムで、貯水量1,080万トンのロックフィル式ダムです。
3板敷渓谷・大滝
美しい大自然の渓流の入口には「白髪滝」、さらに渓流と山道を歩くと「親子滝」、さらに上ると高さ約30mの「大滝」をみることができます。
最奥の大滝がある場所は人工物が見えない大自然の空間です。途中から急な山道・滑りやすい岩場を歩くため、健脚であることが第一条件で、さらに滑りにくい靴が必要です。サンダルやヒールのある靴では怪我をする恐れがあるので、必ず靴をご用意ください。
写真のように滝にかかる虹を見るためには夕方訪れる必要があります。10月〜11月でしたら15時前後になると日光の差し方次第で見ることができます。